隠岐神社献茶式

献茶式

― 千 宗室家元奉仕 ―

令和4年6月25日(土)、島根県隠岐郡海士町(あまちょう)にある隠岐神社において、
千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。

隠岐神社が鎮座する隠岐諸島・中之島は後鳥羽院(第八十二代天皇)が41歳から崩御されるまで、約20年間を過ごされた場所です。昭和14年(1939)、「後鳥羽天皇七百年祭」の年に、御神徳を広めるために同社が建立されました。この度の献茶式は「後鳥羽院遷幸八百年記念事業」の一環として行われ、建立時に納められた茶道具が使用されました。

午前10時、家元は本殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、後鳥羽院の御霊に捧げられました。
献茶式に際して、拝殿内に山陰地区(八村輝夫名誉地区長、絲原德康地区長)担当の拝服席が設けられました。