法華寺献茶式
―千 宗史若宗匠奉仕―
令和5年4月7日(金)、奈良市の法華寺において、千 宗史若宗匠奉仕による献茶式が執り行われました。
法華寺は、聖武天皇の后・光明皇后の邸宅が宮寺に改められたことに起源する門跡寺院です。皇后は法華寺において尼僧の勉学・修業を勧め、女人成仏の規範を示しました。ご本尊である十一面観音菩薩立像は皇后が蓮池を渡る姿を写したものと伝えられています。
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午前10時、若宗匠は本堂に進み、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご本尊に捧げられました。
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献茶式に際して、東書院に淡交会奈良支部(筒井寛昭支部長)担当の薄茶席が設けられました。
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