御靈神社献茶式

献茶式

―千 玄室大宗匠奉仕―

 令和5年3月18日(土)、御靈神社(京都市上京区)において、千 玄室大宗匠奉仕による楼門大修造奉告祈念献茶式が執り行われました。

 同社は桓武天皇が延暦13年(794)、早世した弟・早良親王(崇道天皇)の神霊を平安京の守り神として祀ったのが始まりとされています。御所の守護神として皇室からの信仰が深く、参拝者の心も自然と静まる「こころしずめ」の社とも呼ばれています。

 午前9時、大宗匠は千 容子家元夫人とともに拝殿に昇り、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、絵馬所に京都南支部(平井義久支部長)担当の薄茶席が設けられました。