尾張大國霊神社献茶式

献茶式

― 伊住宗陽様奉仕 ―

令和4年4月24日(日)、愛知県稲沢市の尾張大國霊(おわりおおくにたま)神社において、千 宗室家元のご名代、伊住宗陽様奉仕による献茶式が執り行われました。

同社は、尾張地方の國霊神である尾張大國霊神をご祭神とし、奈良時代に国司の役所に隣接して御鎮座していたことから尾張国の総社と定められました。国司自らが祭祀を執り行っていたことから地元では「国府宮」の名称で知られています。毎年旧正月に行われる儺追(なおい)神事は「国府宮のはだか祭」として有名です。

午前10時、宗陽様は祈祷殿に入られ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

献茶式に際して、神谷宗美氏(愛知第二支部幹事長)担当の本席と他流の協賛席2席が設けられました。