伊勢神宮献茶式
― 千 宗室家元奉仕 ―
令和4年5月10日(火)、三重県伊勢市の伊勢神宮において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。
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「お伊勢さん」の愛称で親しまれている伊勢神宮の正式名称は「神宮」です。天照大御神をお祀りする皇大神宮と、衣食住の神・豊受大御神(とようけおおみかみ)をお祀りする豊受大神宮の二つの正宮があり、それぞれ内宮、外宮と呼ばれています。五十鈴川に架かる宇治橋は内宮への入口であり、日常から神聖な世界への架け橋といわれています。
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午前10時、家元は内宮神楽殿に進まれ、点前座に着座。献炭の儀に続き、濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。