大宮八幡宮献茶式

献茶式

― 千 玄室大宗匠奉仕 ―

 令和7年5月24日(土)、東京都杉並区の大宮八幡宮において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。

 同宮は、源 頼義により京都の石清水八幡宮から八幡神(応神天皇)の御分霊が勧請され、康平6年(1063)に創建されました。後に、応神天皇の両親にあたる仲哀天皇と神功皇后が合祀されたことから、武運の神として、また縁結び・安産・子育ての神としても広く信仰を集めています。

 午前10時、大宗匠は内拝殿に進み、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、清涼殿「羽衣の間」に淡交会東京第六東支部(鎌田紀彥支部長)の増田宗房氏(参与)担当の濃茶席、神泉亭に田中宗莞氏(副幹事長)担当の薄茶席、境内に同青年部・同学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられました。また、大宮幼稚園では園児たちによる一碗のおもてなしがありました。

濃茶席(増田宗房氏担当)
薄茶席(田中宗莞氏担当)
立礼席(東京第六東青年部・同学校茶道連絡協議会担当)
大宮幼稚園担当席