令和5年9月9日（土）、千宗室家元は細田博之衆議院議長からの要請により、第21回先進７カ国（G7）下院議長会議に出席のため来日中の各国の下院議長らを平成茶室「聴風の間」にてもてなされました。本年は令和5年9月7日（木）から10日（日）までG7各国及び欧州議会を代表する議長の他、ウクライナの最高会議議長が出席しG7下院議長会議が行われています。

平成茶室「聴風の間」では、海江田  万里衆議院副議長が正客をつとめられ、各国議長、首席随員、駐日大使らの計25名が家元による茶の湯のもてなしを受けられました。その後、家元は宗家内の各茶室を案内、畳の上での茶の湯のすがたなど詳しく紹介されました。

また茶道総合資料館には各国からの随員のために、特別に今日庵所蔵の歴代ゆかりの品々が展示され、お茶とお菓子が呈されました。

日本　　　　　海江田 万里衆議院副議長
英国　　　　　リンジー・ホイル下院議長
フランス　　　ヤエル・ブロン＝ピヴェ国民議会議長
カナダ　　　　アンソニー・ロタ下院議長
ドイツ　　　　ベアベル・バース連邦議会議長
米国　　　　　ケビン・マッカーシー下院議長
イタリア　　　ロレンツォ・フォンターナ下院議長
欧州議会　　　ロベルタ・メッツォラ議長（欧州議会は恒常的ゲスト）
ウクライナ　　ルスラン・ステファンチューク最高会議議長（ゲスト）