仙叟宗室居士室 角法妙圓大姉350回忌法要

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令和6年5月12日(日)金沢の月心寺において、裏千家四代 仙叟宗室居士室 角法妙圓大姉の350回忌法要が執り行われました。

仙叟宗室は、加賀藩前田家に仕官した際、樂一入の弟子・大樋長左衛門を京都より加賀に同道し作陶を行い、また釜師の宮﨑寒雉を指導するなど北陸の茶道繁栄の礎を築かれました。

角法妙圓大姉は、裏千家五代 常叟宗室居士が3歳の時に金沢にて没し、今も月心寺に眠っています。

午後1時より本堂において法要が営まれ、千 宗史若宗匠、石川支部 小田禎彦支部長や支部役員、11代大樋長左衛門氏、宮﨑寒雉氏・幽斎氏が参列しました。
はじめに、若宗匠が角法妙圓大姉と仙叟居士にそれぞれ一碗を供えられた後、住職 勝田浩之師を導師に読経がなされ、一同は角法妙圓大姉を偲んで静かに合掌しました。