近畿第一地区 京の都つどい
令和7年5月17日(土)、京都市において、千 宗室家元ご出席のもと近畿第一地区 京の都つどいが開催されました(主催:近畿第一地区 佐竹力總地区長・京都東支部支部長、主管:京都東支部、京都西支部 片岡宏二支部長、京都南支部 平井義久名誉支部長・中野種樹支部長、京都北支部 富田謙三名誉支部長・鮒子田昭司支部長)。
本行事は淡交会の会員相互の交流と親睦を目的に開催され、地区内各支部役員をはじめ約500名が参集しました。

◇つどい
午後3時よりホテルオークラ京都にて開催。佐竹地区長(淡交会参事)、西村彦兵衛実行委員長(淡交会特別参事・京都北支部副支部長)の主催者挨拶に続いて、家元より挨拶がありました。


淡交フェローに続き、地区のために長年尽力された滋賀支部参与 北野宗道氏、京都南支部参与 本間宗寿氏へ、家元より「永年貢献賞」が贈られました。


◇講話
家元は、広辞苑を例に「今は簡単に早く答えが求められる時代ですが、苦労して辞書から得た答えは自分の中に長く残ります」と話され、「点前も一度身に付けたら終わりではありません。毎日が一からという気持ちでお稽古に臨んでください」と、学ぼうとする心構えの大切さを語られました。

◇懇親会
同ホテルにて懇親会を開催。オープニングに上七軒の芸妓による祝舞が披露されました。
京都北支部 鮒子田支部長より主催者挨拶、家元の挨拶に続いて京都南支部 中野支部長の発声で乾杯。
和やかな雰囲気の中、参加者同士で懇親を深め、京都西支部 片岡支部長の中締め挨拶で会が締めくくられました。




◇茶席
つどいに際して、同会場にて呈茶席(担当:青年部近畿第一ブロック・京都四青年部・近畿第一学校茶道連絡協議会・京都四学校茶道連絡協議会)が設けられました。
学校茶道の参加校は、京都光華高等学校、立命館宇治高等学校の皆さん。

また、前日16日には北野天満宮「風月殿」にて濃茶席(担当:実行委員会)、薄茶席(担当:京都東・西支部)が設けられ、参加者は心づくしの一碗を楽しみました。

