第24 回 沖縄・奄美大島・鹿児島「和合の茶会」
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令和4 年9 月24 日(土)・25 日(日)、千 玄室大宗匠が沖縄を訪問、第24 回和合の茶会が万全の感染対策のもと3 年振りに開催され、三支部支所の役員・会員はじめ約300 名の同門社中が集いました(主管・沖縄支部 親泊一郎名誉支部長、島袋 洋支部長)。
和合の茶会は、大宗匠の「一碗からピースフルネスを」の理念のもと、鹿児島・沖縄・奄美大島の歴史的・文化的な関係を再構築し地域間の交流の輪を拡げる取り組みとして継続されており、三支部支所が持ち廻りで主管を務めています。
本年、本土復帰50 年を迎えた沖縄に於いて、和合の精神を共有する機会となりました。
◇和合の茶会(於・沖縄県男女共同参画センター てぃるる)
25 日午後3 時より和合の茶会が開催。
主管支部を代表して島袋支部長が歓迎の挨拶。その後、大宗匠が亭主を務め、石原 進 九州地区地区長、親泊一郎 沖縄支部名誉支部長(特別参事)、平田英俊 元航空自衛隊南西航空混成団司令官(元空将)、谷嶋正仁 航空自衛隊南西航空方面隊司令官(空将)、大浦敏継 陸上自衛隊第15 旅団第2 部総括班長、島袋 洋 沖縄支部支部長、有村修一 奄美大島支所支所長、島津忠裕 鹿児島支部支部長、中山 勲 沖縄今日会会長が各服にて一碗を喫しました。
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続いて、大宗匠による特別講演が行われました。大宗匠は、「辛いことや苦しいこともありましたが、有り難いことに様々なことを学び、茶人として大きな精神的な素材とすることが出来ました。皆様もそれぞれの経験を実りとして次の世代に与えてあげてください。それが“生きる”ということの一番大事なことです」と結ばれました。
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◇鵬雲斎大宗匠を囲む交流懇親会(於・パシフィックホテル沖縄)
夕刻より懇親会が催されました。親泊名誉支部長、石原地区長の挨拶に続き、津留健二 沖縄支部顧問(元沖縄県教育委員会教育長)による乾杯の発声で開宴、パーテーション越しではありましたが、大宗匠を囲んで参加者同士の交流の輪が拡がるひとときとなりました。
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次回の主管を務める奄美大島支所 有村支所長からの挨拶に続き、鹿児島支部 島津支部長の中締めにより宴はおひらきとなりました。
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◇茶席(於・パシフィックホテル沖縄)
和合の茶会開催に際し、隣接するパシフィックホテル沖縄に茶席が設けられ、参加者はそれぞれの趣向を楽しみました。
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ちむどんどん席(担当 沖縄支部) ※「胸が高鳴る」の意
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※「一度会えば兄弟」の意
学校茶道の参加者は、沖縄県立看護大学、沖縄女子短期大学、生活文化研究所西大学院、琉球大学の皆さん。
翌25 日(日)は、摩文仁の丘の平和祈念堂において3 年振りに平和祈念献茶式を厳修。
大宗匠は第二次世界大戦彼我の戦没者をはじめ、戦争被害者の霊位への慰霊と世界の恒久平和を祈念し一碗を捧げられました。
続いて、沖縄市立山内小学校2年生の徳元穂菜さんによる自作の平和の詩「こわいをしって、へいわがわかった」の朗読。参列者代表による献花の後、大宗匠、當銘真栄 糸満市長の挨拶に続き、増田昌人 沖縄支部副支部長の閉会の挨拶で幕を閉じました。
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献茶式に際して、祈念堂内には沖縄支部による呈茶席が設けられ、参列者へ一碗が呈されました。
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