令和5年10月22日(日)、岩手県盛岡市において岩手学校茶道連絡協議会50周年・岩手青年部55周年記念大会が開催され、伊住宗禮様が出席されました（主催：岩手学校茶道連絡協議会会長 鈴木俊一 岩手支部支部長・財務大臣、岩手青年部 齋藤浩平部長）。
　来賓として東北地区地区長の長谷川吉茂氏(今日庵老分・山形支部支部長)はじめ同地区内の各支部役員、同門社中約220名が集いました。
　岩手青年部は昭和44年、盛岡で開催された第13回東北地区大会で発足。また、岩手学校茶道連絡協議会は同48年に結成式を挙行しました。以来、学校茶道・青年部が連携し、地域に根差した活動を続けています。

　◇式典（於・盛岡グランドホテル）
　午後3時30分より盛岡グランドホテルにて開催。開会にあたり、鈴木会長より主催者挨拶(代読：福井誠司 岩手支部副支部長)。続いて伊住宗禮様、長谷川地区長、結城久仁雄 青年部東北ブロックブロック長より祝辞がありました。

　続いて、久慈竜也 岩手支部副支部長より、学校での茶道指導、また、学校茶道連絡協議会の役員として永年に亘り尽力された方々へ感謝状が贈られました。

　◇記念講演
　伊住宗禮様より「茶の美とは何か～茶の湯の歴史と今日庵歴代の創意を通して～」と題し記念講演がありました。

　◇懇親会
　午後5時30分より、同ホテルにて懇親会を開催。久慈副支部長の主催者挨拶、伊住宗禮様、金ヶ崎政伸 青年部全国委員会委員長の挨拶に続いて、畑中和紀 青森支部副支部長による乾杯の発声があり、和やかな雰囲気の中、参加者同士で懇親を深めました。

　最後に、青年部の歴代部長が登壇し、平栗宗貞 岩手学校茶道連絡協議会委員長(淡交会参事補)の中締め挨拶、齋藤部長の挨拶と一本締めで会が締めくくられました。

◇茶会
　式典の前には同会場にて薄茶席(学校茶道・青年部担当)が三席設けられました。参加者は、席の順を追って学校茶道から青年部へと成長する姿を目の当たりにし、心づくしの一碗を楽しみました。

　学校茶道の参加校は、盛岡白百合学園幼稚園、盛岡白百合学園小学校、盛岡白百合学園高等学校、県立盛岡南高等学校、県立盛岡第四高等学校、県立不来方高等学校、県立盛岡農業高等学校、盛岡外語観光＆ブライダル専門学校、岩手県立大学の皆さん