第2回東海地区交流会

地区支部行事

 令和5年10月22日(日)、三重県桑名市の柿安シティホールにおいて第2回東海地区交流会(主催:東海地区 富田和夫名誉地区長・富田英之地区長、担当:三重北支部 井村正勝支部長・三重南支部 濱田典保支部長)が開催され、千 宗室家元が出席されました。
 本行事は会員の相互交流を目的に開催され、地区内各支部役員・会員約620名が参集しました。

◇開会式
 午前10時30分より開会式が執り行われ、富田地区長、井村支部長の主催者挨拶があり、続いて家元、桑名市長の伊藤徳宇氏(三重北支部顧問)より祝辞がありました。

富田地区長
井村三重北支部長
伊藤市長

◇ご講演
 午前11時より同会場にて家元による講演が行われました。家元は、桑名が地理的な条件から東海道の宿場町として栄えた歴史に触れた上で、「街道筋の街には、外から入ってきたものを上手に消化する土台があり、行きかう人々から得るもの、不要なものを取捨選択する積み重ねのなかで、この地の茶の湯文化が創られてきました。地区交流会がその実践的な場となり、茶の湯のこれからを皆さん方とともに展望していく場づくりになると思っております」と語られました。
 講演後、濱田支部長より謝辞がありました。

濱田三重南支部長

◇閉会式
 次回地区交流会の主管を務める岐阜支部の大松利幸支部長(淡交会参事)、副主管の飛騨支部 河渡正暁支部長が登壇され、大松支部長が代表して挨拶をされました。

◇呈茶席
 会場ロビーにて呈茶席が設けられ、三重北・三重南両支部の他、三重北学校茶道連絡協議会と三重北青年部・三重南青年部が合同で来場者をもてなしました。

 学校茶道の参加校は、三重県立桑名高等学校、三重県立四郷高等学校の皆さん

◇昼食会
 会場を六華苑のレストランRoccaに移して昼食会が開催され、地区役員を中心に約40名が集いました。
 森 宗美地区委員長(淡交会参事)の挨拶・乾杯発声の後、家元を囲んで和やかなひとときが持たれ、辻 宗治地区副委員長(淡交会参事補)の御礼挨拶にて閉会しました。

森地区委員長
辻副委員長

 ◇茶会
 オプションとして、六華苑の離れ屋(担当 三重南支部)と和館・一の間(担当 三重北支部)に薄茶席が設けられました。

薄茶席(担当 三重南支部)
薄茶席(担当 三重北支部)