三河支部・学校茶道連絡協議会・青年部設立50周年記念行事

地区支部行事

令和5年9月18日(月・祝)、愛知県豊橋市において淡交会三河支部・学校茶道連絡協議会・青年部設立50周年記念行事が開催され、千 宗室家元が出席されました(主催:三河支部 神野吾郎支部長、学校茶道連絡協議会 稲垣宗啓委員長、青年部 深谷勝信部長)。

来賓として愛知県知事の大村秀章氏(三河支部顧問)、豊橋市長の浅井由崇氏など東海地区内の各支部役員、同門社中約540名が集いました。

三河支部は、昭和48年に支部結成。続いて昭和50年に学校茶道連絡協議会、青年部が結成。以降、現在まで三位一体となって歩みを進め地域に根差した活動を続けています。

◇お茶湯の儀(於・穂の国とよはし芸術劇場プラット)
 家元が本行事の開催を利休大居士、玄々斎宗匠をはじめとする歴代宗匠に奉告、ご遺徳を偲ばれるとともに、三河支部物故会員の霊位に対して一盌が捧げられました。

◇式典
 午後3時より同劇場にて開催。開会にあたり、神野支部長より主催者挨拶。続いて家元、浅井市長より祝辞がありました。

神野支部長 挨拶
浅井市長 祝辞

 次に家元より淡交フェローが授与されました。

◇記念講演
 続く講演で家元は「一度勉強したことはどこかに行ってしまうことはありません。本人の気持ちさえあれば必ず思いだせます。この気持ちを大切してこれからも稽古に励んでください」と語りかけられました。

講演後、会場に駆け付けられた大村知事より祝辞がありました。

◇懇親会
 午後5時30分よりホテルアークリッシュ豊橋にて懇親会が開催され、神野支部長の主催者挨拶、家元挨拶に続いて平岩統一郎 副支部長による乾杯の発声がありました。

 和やかな雰囲気の中、参加者同士で懇親を深め、富田清治副支部長の中締め挨拶で会が締めくくられました。

平岩副支部長 乾杯の発声
富田副支部長 中締め挨拶

◇呈茶席
 式典に先立ち参加者に向けて三河支部による呈茶席が設けられ、参加者は心づくしの一碗を楽しみました。