千葉県支部創立60周年
令和7年6月14日(土)、千葉県の大本山成田山新勝寺において淡交会千葉県支部創立60周年記念行事が開催され、千 宗室家元が出席されました(主催:千葉県支部 中村浩士支部長)。
来賓として大本山成田山新勝寺中興第22世貫首 岸田照泰大僧正、千葉県知事で千葉県支部顧問の熊谷俊人氏(代理:千葉県環境生活部スポーツ文化局長 板倉由妃子氏)、衆議院議員の奥野総一郎氏(千葉県支部顧問)、今日庵老分の井田純一郎氏(淡交会理事)、関東第二地区名誉地区長の森田 均氏(群馬県支部特別顧問)、関東第二地区地区長の髙野孫左ヱ門氏(淡交会参事・山梨支部支部長)をはじめ各支部役員、同門社中約450人が集いました。

◇大僧正御護摩 茶湯之儀
本行事の開催に際し、茶湯之儀を厳修。
午前11時、家元は大本堂に進み点前座に着座。御護摩の炎と真言のなか濃茶を謹点し、ご本尊に捧げられました。


◇式典
午後2時より光輪閣にて開催。
開会にあたり、中村支部長より挨拶。続いて家元、岸田大僧正、奥野議員、高野地区長より祝辞がありました。




その後、中村支部長より千葉県と成田山新勝寺へ金一封を贈呈。
続いて、御家元より淡交フェローが授与されました。



◇講演
家元は、効率が重視される世の中の風潮を上げ「手間を惜しまないのがお茶です。この一碗に大勢の人が関わっていることに感謝し、先人から受け継いだ60年のご縁を未来に紡いでいってください」と語り掛けました。

◇記念茶会
同会場にて茶席が設けられ、参加者は心づくしの一碗を楽しみました。

