広島支部85周年・青年部75周年記念大会

地区支部行事

 令和7年5月25日(日)、広島市において広島支部85周年・青年部75周年記念大会が開催され、千 宗室家元が出席されました(主催:広島支部連合会 橋本宗利会長(淡交会理事・広島第二支部支部長)、淺田博昭副会長(広島第一支部支部長)、広島第一青年部 江口理子部長、広島第二青年部 合谷知芳部長))。
 来賓として元内閣総理大臣・衆議院議員・広島支部連合会顧問 岸田文雄氏令夫人 岸田裕子氏、広島県知事 湯崎英彦氏(代理:環境県民局長 信夫秀紀氏)、広島市長 松井一實氏(代理:広島市市民局長 中谷満美子氏)、中部中国地区地区長の奥原信也氏(淡交会参事・呉支部支部長)など、淡交会中部中国地区内の各支部役員、会員同門社中、約500名が集いました。
 広島支部は昭和15年に発足。その後、平成11年に広島第一支部、広島第二支部に分割。青年部は昭和25年に発足。以降、支部・青年部一体となり地域に根差した活動を続けています。

◇式典
 午後2時30分より、リーガロイヤルホテル広島にて開催。
 開会にあたり、橋本会長、合谷部長より挨拶。続いて家元、湯﨑知事(代理:信夫秀紀氏)、松井市長(代理:中谷 満美子氏)、奥原地区長より祝辞がありました。

橋本会長
左から合谷部長、江口部長
湯崎英彦知事
(代理: 信夫秀紀氏)
松井 一實市長
(代理:中谷満美子氏)
奥原地区長

 
 大会を記念して広島支部連合会から広島市へ文化振興基金として寄付金が贈呈されました。 

 淺田支部長と橋本支部長より支部の運営と裏千家茶道の充実・発展に尽力された功労者への表彰が行われました。

◇記念講演
 午後3時30分より同会場にて家元による講演があり、「利休の茶は引き算です。茶の湯に関わる皆さんには、持っていることで惑わすものを捨て、本当に必要なものが何かを考えて稽古に臨んでください。そうすれば、自分なりの茶の湯を楽しんでいけると思います」と語りかけられました。

 講演後、広島第一支部 加藤博基副支部長より謝辞がありました。

◇祝賀会
 午後5時より開催。開催に先立ち、ジプシージャズギタリストのニシムラ トモアキ氏によるギター演奏が行われました。
 淺田副会長の主催者挨拶に続いて、家元、岸田裕子氏の祝辞、衆議院議員 平口 洋氏(広島第一支部顧問)の乾杯の発声がありました。

淺田副会長
岸田裕子氏
平口 洋氏による乾杯発声

 家元を囲んで和やかに会が進み、広島第二支部 吉田正裕副支部長(大聖院座主)による中締めでお開きとなりました。

吉田副支部長による中締め

◇茶会
 大会に際して茶席が設けられ、参加者は心づくしの一碗を楽しみました。

濃茶席(担当:広島支部連合会)
薄茶席
(担当:広島第一・第二学校茶道連絡協議会、広島第一・第二青年部)