第37期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修 開講式・第1回研修
令和7年2月15日(土)・16日(日)、全国の青年部会員から選抜された27名が宗家に参集し、開講式と第1回研修を受講しました。 この研修は、宗家・総本部での年間6回のプログラムを通して、次代の青年部リーダーを育成することを目的に開催しているもので、これまでの修了者は青年部をはじめ、ブロックや全国委員会で活躍しています。

15日午後から茶道会館で行われた開講式に千 宗室家元が出席。家元は挨拶の中で「リーダーは先頭に立ち集団を引っ張るということだけではありません。遅れそうな人がいれば手を差し伸べ、共に茶の湯を楽しもうという気持ちで手助けが出来るリーダーを目指してください。」と出向員に激励の言葉を贈られました。
出向員を代表して戸髙直人さん(京都東青年部)に委嘱状が交付され、草島沙織さん(札幌第三青年部)が誓いのことばを述べました。


その後、平成茶室にて呈茶、そして裏千家学園に会場を移し講義研修を行いました。
初めに、長谷川義翁淡交会常任理事・総本部事務局長兼組織部部長よりL・T出向員としての心構えや研修の趣旨等についての話があり、続いて宮本尚寛組織部主任より淡交会の歴史や事業内容について説明がありました。


翌16日は、大徳寺聚光院の拝観、利休居士墓参の後、金毛閣拝観をしました。

続いて裏千家学園にて、自己紹介を含めた3分間スピーチを行いました。
スピーチでは、自身が茶道、青年部を始めたきっかけやL・T出向員に応募した動機、研修への意気込みや各青年部に持ち帰りたいこと等、出向員それぞれが今の想いを述べました。






最後に、長谷川常任理事による総評・挨拶で閉会しました。
今期の研修は、5回の単独研修と7月の「第58回青年研修会」を経て、12月の全国代表者会議での呈茶席担当と修了式まで全6回を予定しています。

<第37期L・T出向員 27名(敬称略)>
