第34期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員 第5回研修(オンライン開催)

青年部

 令和4年10月22日(土)午前9時より、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員の第5回研修をオンライン(Zoom)にて実施しました。

 開講式では、長谷川義翁淡交会常任理事・総本部事務局長が主催者挨拶。続いて、弘田佳代子国際部部長が「裏千家の国際活動」と題して講義を担当。

 続く「茶の湯に触れたことがない人に茶の湯を伝える」についてのグループ発表では、4グループに分かれて事前に協議した内容を発表。「茶の湯に触れたことがない人」を身近な人や海外の方に設定し、実際に職場で点茶体験を行ったり、お茶のいただき方の紹介動画を作成するなどグループごとにオリジナリティ溢れる報告がなされました。

 発表後は全体で質疑応答が行われ、積極的な意見交換がなされました。

 次に、「海外での茶道活動」と題して、北米総局諮問委員長のロバート・堀氏(ロサンゼルス協会会長)が講義。
堀氏は勤務先であるハンティントン・ライブラリーでの取り組みを紹介。施設内では日本庭園の人気が高い事、来場者が茶道体験をする様子、日本からの訪問客との交流などについて写真を用いて説明されました。
 発表後の質疑応答では、海外での茶道活動について興味を持つ出向員が多く質問が絶えませんでした。中には、今後現地の茶室で是非茶会を催してみたいとの感想も聞かれ、今後の活動にも期待が持たれました。

 次に、出向員の準備・進行によりオンライン茶会が行われました。
「収穫祭」をテーマにハロウィンらしい仮装を披露。事前に送付された2種の抹茶とL・T出向員オリジナルパッケージのチョコレートでお茶の飲み比べを楽しみました。

 最後に、長谷川常任理事による挨拶で閉会しました。
 最終の研修となる第6回研修1日目(12月2日)は、今期L・T出向員研修として初めて京都に参集して行います。翌3日にはANAクラウンプラザホテル京都で開催される青年部全国代表者会議の呈茶席を担当、同会議席上で行なわれる修了式に臨む予定です。