青年茶人 京都のつどい
令和6年6月29日(土)・30日(日)、宗家茶室、宗家周辺茶室、ザ・プリンス京都宝ヶ池他において「青年茶人 京都のつどい」が開催されました。
本行事は、全国の青年部会員が一堂に会して交流を図るとともに、茶会への参加により青年部と茶の湯の楽しさを体感し、今後の青年部活動と修道の意欲向上につなげること。また、京都に参集できない多くの会員ともプレ行事を通じて交流し、全国組織である青年部への帰属意識を高めることを目的として開催し、実行委員を含む486名が全国から集いました。
6月28日(金)
<第2回実行委員会>
17時よりザ・プリンス京都宝ヶ池(ゴールドルーム)にて、千 宗史若宗匠、伊住宗陽様、実行委員を務める第29期全国委員・全国委員補53名が出席のもと開催。
若宗匠、伊住様の挨拶、金ヶ崎政伸実行委員長、樽谷隆弘副実行委員長の挨拶の後、各部会長からの報告や連絡など最終確認を行いました。
青年茶人 京都のつどい
6月29日(土)
<懇親夕食会>
17時30分よりザ・プリンス京都宝ヶ池(プリンスホール)にて、千 玄室大宗匠、千 宗室家元夫妻、若宗匠はじめ、宗家の方々がご出席のもと、懇親夕食会を開催。大宗匠の挨拶の後、祇園甲部の芸妓舞妓による舞一差しが披露されました。続いて家元、金ヶ崎実行委員長、樽谷副実行委員長の挨拶があり、若宗匠による乾杯の発声で開宴しました。
福引きやブロック長紹介で大いに盛り上がり、篠原部会長による中締めでお開きとなりました。
6月30日(日)
<茶会>
宗家及び宗家周辺に8つの茶席が設けられ、午前9時より、参加者は32グループに分かれて今日庵席を含む3つの茶席を廻りました。
なお、29日(土)午前9時より京都市内各所にオプショナルコースが設けられ、希望者が参加しました。
<プレ行事 「by 青年部 for 青年部研修(バイフォー研修)」>
青年部会員(各分野の専門知識や技能を持つ方々)や青年部卒業生が講師を務め、本行事参加者のみならず参加していない全国の青年部会員・青年部ネット会員に向けてオンラインで研修の機会を提供するバイフォー研修が全国のブロック・青年部で実施されました。
本研修は、行事のメインである茶会、また青年部活動をより楽しめるよう、お茶に関係する内容を中心に青年部の歴史や組織論等も取り入れ、開催までの約2ヶ月間で計29回行われました。
参加者からの声
・初めての全国行事は刺激のあることばかりで、一生の思い出になると思います。他の会員にも是非体験してほしいです。
・全体的にとても素晴らしい行事で参加して本当に楽しかったと感じました。今回、得られたものを青年部に還元していけたらと思います。
・全国行事に参加させていただくことで、青年部を卒業してからもますます精進しよう、お茶を楽しもう、お茶を広めよう、という気持ちがむくむくと湧いてきました。
・全国の方と交流することができ、とても刺激を受けました。お茶が好きな人同士がお茶について語ることはとても楽しいことだと感じました。