第34期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修 第4回研修(オンライン開催)

青年部

 令和4年9月3日(土)午後1時より、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員の第4回研修をオンライン(Zoom)にて実施しました。

 開講式では、長谷川義翁淡交会常任理事・総本部事務局長が主催者挨拶に続き、「裏千家における学校茶道の取り組み」と題して講義を担当。近現代における学校での茶道教育や現在の学校茶道の状況や取り組みについて説明がなされました。

 続く「青年部と学校茶道の連携」についてのグループ発表では、この研修の前に4グループに分かれて各所属青年部と同地域の学校茶道との関係について確認し、現状抱えている課題点や、連携を強化するための具体策など協議した内容を発表。スライドを用いて所属地域で行ったアンケート結果や交流を深めるための提案がなされました。
 発表後は全体で質疑応答が行われ、積極的な意見交換の場となりました。

次に、「親子の仕え合いについて」と題して、元青年部全国代表者会議議長の米澤 宗昭氏(京都南支部副幹事長、パスト全国委員)が講義。自身が青年部在籍中に築いた親支部との協力体制や、親支部役員の立場になって感じることなど経験に基づいたお話がありました。

また、茶会における水屋力の低下を危惧しているというお話は、各青年部での共通の課題でもあったようで、水屋仕事を親支部の先生方から教われるような行事を企画したい、という出向員の声が多く聞かれました。

 次に、出向員の準備・進行によりオンライン茶会が行われました。

 「お月見」をテーマに各々準備したお菓子やバーチャル背景について紹介。お茶と干菓子は出向員により参加者全員に事前に同じものが配付され、画面越しで一碗を楽しみました。

最後に、長谷川常任理事による挨拶で閉会しました。

次回の第5回研修は、10月22日(土)を予定しています。