第35期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修 第5回研修

青年部

 令和5年10月21日(土)・22日(日)の両日、淡交会青年部第35期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員の第5回研修を裏千家学園で実施しました。今回の研修は、裏千家における学校茶道と国際活動についての理解を深めることを目的として開催しました。

 1日目の冒頭、宮﨑あゆは 淡交会総本部組織部課長が主催者を代表して挨拶。
その後、宮本尚寛 組織部主任より「裏千家における学校茶道の取り組み」と題して、学校茶道がはじまった経緯や現在の総本部の取り組みについて説明がなされました。

 続く「青年部における学校茶道との連携」では、事前に3グループに分かれて調べ、まとめた所属ブロック・青年部における学校茶道との関わりについて、スライドを用いて発表。その後、各グループの発表内容を踏まえてのグループディスカッションが行われ、活発な意見交換がなされました。

 2日目は、弘田佳代子 国際部部長より「裏千家の国際活動」と題して講義。国内外での外国人へ向けた茶道普及活動等について、写真や資料を交えながら紹介がありました。

 次に、「海外での茶道活動」と題して、北米総局諮問委員長のロバート・堀氏 (淡交会ロサンゼルス協会会長)が講義。
 堀氏は勤務先であるハンティントン・ライブラリーでの取り組みを紹介。施設内では日本庭園の人気が高いこと、来場者が茶道体験をする様子、日本からの訪問客との交流などについて映像を用いて説明されました。また、ロサンゼルス協会青年部が開催したハロウィン茶会の様子も紹介され、出向員にとって良い刺激になりました。
 講義後の質疑応答では、海外の方への茶道紹介に興味を持つ出向員から質問が投げかけられました。

 最後に、宮﨑課長による挨拶で閉会しました。