第35期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修 第2回研修

青年部

令和5年5月27日(土)・28日(日)の両日、淡交会青年部第35期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員の第2回研修を裏千家学園で実施しました。今回の研修は、青年部への理解を深めることを目的として開催しました。

1日目は、主催者を代表して宮﨑あゆは組織部課長より挨拶の後「青年部活動について」と題し情報提供がなされました。

続く「模擬青年部」では、この研修の前に3グループに分かれて青年部の理想と課題を共有すると共に、仮想青年部の目標を設定し達成するための手段についてディスカッションをしました。研修当日はスライドを用いて結果やアイデアについて発表。発表後の質疑応答では積極的な意見交換が行われ、青年部役職ごとの実務や運営方法を体感する良い機会となりました。

次に、「親子の仕え合いについて」と題して、元青年部全国代表者会議議長の米澤 宗昭氏(京都南支部副幹事長、パスト全国委員)が講義。自身の青年部での経験を基に親支部との協力体制や、親支部役員の立場になって感じることなどのお話がありました。

また、青年部時代にお茶のプロである親先生との行事をたくさん経験し、水屋を任せてもらえるだけの知識・技術を身につけてほしいとのお話には出向員も感銘を受け、稽古に精進すると共に親支部の先生方とより関わっていきたいという出向員の声が多く聞かれました。

2日目は、「青年部活動の情報発信について」と題して、全国委員補・東京第五西青年部の香川美菜君が情報共有の考え方やその方法などに関してオンラインから説明。出向員は香川君の話に熱心に耳を傾け、今期のL・T出向員研修や所属青年部の活動においてICTを活用していきたいなどの積極的な声が聞かれました。香川君は第31期L・T出向員修了者でもあり、出向員経験者としての助言もありました。

続いて、グループディスカッションを実施。
テーマ「青年部活動の共有と今後の展望」に基づいて所属青年部の情報共有と今後どのような青年部にしていきたいかについて3班に分かれて議論。その後、班毎に議論の内容を発表しました。

最後に、長谷川義翁常任理事による総評で閉会しました。