第35期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修 開講式・第1回研修

青年部

令和5年2月4日(土)・5日(日)、全国の青年部会員から選抜された18名が宗家に参集し、開講式と第1回研修を受講しました。
この研修は、宗家・総本部での年間6回のプログラムを通して、次代の青年部リーダーを育成することを目的に開催しているもので、これまでの修了者は青年部をはじめ、ブロックや全国委員会で活躍しています。

4日午後から茶道会館で行われた開講式には千 宗室家元が出席。家元は挨拶の中で「目的だけではなく、そこに至るまでのプロセスを大事に研修に臨んでください」と出向員に激励の言葉を贈られました。

今期出向員を代表して市川園佳君(東京第六西青年部)に委嘱状が交付され、廣田亮作君(長崎青年部)が誓いのことばを述べました。

委嘱状代表拝受
誓いのことば

その後、平成茶室にて呈茶、そして裏千家学園に会場を移し講義研修を行いました。
初めに、長谷川義翁淡交会常任理事・総本部事務局長より「研修に臨むにあたって」と題し、L・T出向員としての在り方等についての話があり、続いて宮本尚寛組織部主任より「淡交会について」と題し、淡交会の歴史や事業内容について説明がありました。

翌日は、自己紹介を含めた3分間スピーチを行いました。
スピーチでは、自身が茶道を始めたきっかけやL・T出向員に応募するに至った経緯、研修への意気込みや各青年部に持ち帰りたいこと等、出向員それぞれが今の想いを述べました。

続いて、グループディスカッションを実施。
テーマ「理想とするリーダー像とそれに向けての取り組みについて」に基づいて自分の考えるリーダー像と1年間L・T出向員としてどのように活動したいかについて3班に分かれて議論。その後、各班の代表が議論の内容を発表しました。

最後に、長谷川常任理事による挨拶で閉会しました。

今期の研修は、5回の単独研修と7月の「第56回青年研修会」を経て、12月の全国代表者会議での呈茶席担当と修了式まで全6回を予定しています。

<第35期L・T出向員 18名>

(敬称略)