令和7年10月18日(土)・19日(日)の両日、淡交会青年部第37期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員の第5回研修を裏千家学園で実施。今回の研修は、茶道に触れたことがない人へのアプローチ方法の検討と裏千家における国際活動の取り組みへの理解を深めることを目的として開催しました。

　1日目の冒頭、長谷川義翁淡交会常任理事・総本部事務局長兼組織部部長が主催者を代表して挨拶。

　次に、「茶の湯の経験のない人に茶の湯を伝える」と題して、グループ毎に他の出向員をお客に迎えて呈茶を行いました。各班、限られた道具を用いてお茶を点てると共に、茶の湯未経験の方をお迎えする想定でお茶の点て方やいただき方について説明するなど、お茶の楽しさを伝えようと工夫を凝らしていました。

　2日目は、「海外での茶道活動」と題して今日庵業躰の鈴木宗慶 ニューヨーク出張所責任講師兼北米総局専任講師がオンラインで事例紹介。ニューヨーク出張所の茶室や現地での稽古などについて、写真を用いて説明され、現地の方の茶道に対する想いなども話されました。

　続いて弘田佳代子 国際部部長より｢裏千家の国際活動｣と題して、国内外での外国人へ向けた茶道普及活動等について、写真や資料を交えながら紹介がありました。

　最後に、長谷川常任理事による総評があり、閉会しました。