令和6年3月22日(金)から24日(日)までの3日間、第57回裏千家青年研修会が開催され、全国の青年部から55名（第36期L・T出向員32名を含む）が受講しました。この研修会は、裏千家茶道や淡交会の将来を担う人材の育成を目的として青年部会員に宗家の教場を開放するもので、炉・風炉の時期を交互に年1回開催されています。

　初日は、午前9時から茶道会館2階で開講式が行われ、千 宗室家元が「自分をよく見せようとするのではなく、いつも通りの点前をしてください。また、他の人の点前をみることでたくさんの学びがあります。このことを3日間忘れないようにしてください」と挨拶。受講生を代表して札幌第二青年部の岡田宗里さんが「誓いのことば」を述べました。

　期間中、各教場で今日庵業躰による基本点前、小習事の実技指導が行われました。

　最終日の午後3時から行われた閉講式では、家元より受講者代表の西条青年部・寺尾 幸さんに修了証が授与されました。家元の挨拶の後、受講者を代表して埼玉県青年部の野間宗奈さんが謝辞を述べ、３日間の研修が終了しました。