第56回裏千家青年研修会 (第35期L・T出向員 第3回研修)

講習会・研修会

 令和5年7月21日(金)から23日(日)までの3日間、第56回裏千家青年研修会が開催され、全国の青年部から41名(第35期L・T出向員18名含む)が受講しました。この研修会は、裏千家茶道や淡交会の将来を担う人材の育成を目的として青年部会員に宗家の教場を開放するもので、炉・風炉の時期を交互に年1回開催されています。

 初日、午前9時より茶道会館2階において開講式が執り行われ、家元から「この研修会の得難さを心に留め、力を入れすぎず気持ちを少し前に出すという姿勢で3日間臨んでみてください。」と挨拶がありました。

 続いて、山梨青年部の渡邉立哉君が受講者を代表して「誓いのことば」を述べました。

   家元挨拶
   誓いのことば

 開講式終了後、各教場に分かれて実技講習に入りました。

 最終日、午後3時より閉講式が執り行われ、まず家元より受講者を代表して山口青年部の伊藤直子君に修了証が授与されました。
  続いて、「この3日間をどう生かすかはその人の受け止め方次第です。それぞれがよい青年茶人の道を進めるよう祈っています。」と挨拶がありました。
  その後、松山青年部の喜安規子君より、「改めて茶道の奥深さを知ることができました。これからの茶道人生が豊かなものになるよう生かしていきたいと思います。」と謝辞が述べられ、閉会しました。

  修了証授与
  受講者代表謝辞