第33期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員第4回研修

アーカイブ

  令和3年9月25日(土)午後1時より、淡交会青年部リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員の第4回研修を臨済宗大本山妙心寺塔頭如是院(京都市右京区)にてオンライン(Zoom)を活用して開催しました。今研修では茶と禅について考え学ぶことを目的とし、永安宣明如是院住職を講師にお迎えしました。

  はじめに、永安住職がお茶を本堂に御供え、三拝後、般若心経を読経し、厳かな雰囲気での開会となりました。
  開講式では、長谷川義翁淡交会常任理事・総本部事務局長が主催者を代表して挨拶。
  続いて、永安住職による法話と坐禅指導が行われました。パソコンを前に椅子に座って受講する出向員が多い中、永安住職からは「坐禅は場所や形式に関係なくその気になればできる」とのお話もありました。
  また、如是院からも坐禅する姿を映し、正しい姿勢や警策のいただき方(修行者が肩や背中を棒で打たれること)を解説されました。

永安住職
坐禅指導

  続いて、出向員が事前課題としてグループごとに協議してきた「茶と禅」について4グループがそれぞれテーマを違えて発表。質疑応答や永安住職からも補足説明をいただき、茶と禅について学びを深める良き機会となりました。

永安住職との質疑応答

  次に、出向員の進行によりオンライン茶会が行われました。「円相」をテーマとして各自用意したお菓子が紹介され、全員で一斉にお茶を点て、画面越しに一碗を共有しました。

 閉講式では、長谷川常任理事が総評、永安住職が四弘誓願を唱え研修を終えました。
  次回、第5回研修は10月16日(土)にオンライン(Zoom)での開催を予定しています。