青年部 全国委員会青年部第60回全国代表者会議・第51回ブロック代表者会議

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  令和3年12月4日(土)、ANAクラウンプラザホテル京都において、千 宗室家元はじめ宗家の方々の出席のもと、青年部全国委員会が開催されました。続く青年部第60回全国代表者会議・第51回ブロック代表者会議は、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、昨年同様例年より規模を縮小し、全国委員・全国委員補の一部と全国の青年部代表者はZoomを活用したオンラインで出席しました。

◇全国委員会
  午後1時から、全国委員・全国委員補59名が出席して開催(一部オンライン出席)。
  家元より「コロナもここまで続いてくると我慢比べのようなものです。しかしながらwithコロナということがこれから先も続いていくと受け止めて計画を立てていく方がいろいろなことに柔軟に対応できていくのではないかと思います」と挨拶がありました。
  続いて、若宗匠、伊住宗陽様、伊住禮次朗様より挨拶がありました。

その後、宮川寛隆全国委員会委員長と中谷憲正全国代表者会議議長が挨拶。

宮川委員長
中谷議長

  続いて、長谷川義翁淡交会常任理事・総本部事務局長兼組織部部長より、「青年部によるデジタル化の取り組みについて」、「淡交会青年部ナショナルコンファレンス2022について」、「淡交会青年部ネット会員について」の報告がありました。質疑応答の後、全国委員会は終了しました。

◇全国代表者会議・ブロック代表者会議
  午後2時30分より、全国委員・全国委員補、全国の青年部代表者(オンライン出席)の計214名が出席して開催。

  冒頭、家元は「最近は何かを知ろうとする時に、コツコツと一つずつ積み上げて結論に近付くのではなく、ネットで調べてすぐ答えを得ることが多いと思います。それが悪い事だとは言いませんが、入口と出口だけを見て知ったつもりになる生悟りにならないようによその成功例はあくまでも参考として、それぞれの青年部の中で適したものをやっていってください」と激励されました。

その後、宮川委員長と中谷議長が挨拶。

  続いて、コロナにより通常1年間のところ2年間に亘り研修を行ってきた第33期リーダーシップ・トレーナー(L・T)出向員研修 の修了式が行われました。

美馬 匡 代表幹事による謝辞

  次に、報告事項として野口耕一淡交会専務理事より宗家・総本部報告、設楽左枝子副委員長より全国委員会報告、長谷川常任理事より「淡交会青年部ナショナルコンファレンス2022について」と「淡交会青年部ネット会員について」説明がなされました。

設楽副委員長

  その後、オンラインを活用して行事を行った2青年部より事例発表がありました。

田中祐子 東京第八東青年部部長
武田奈津 石川南青年部部長

  続いて、全体会として会議開催までに参加者が25グループに分かれて、以下の3テーマから1つ以上選択しディスカッションを行なった内容の発表がありました。

テーマ
1.「淡交会青年部ネット会員について(趣旨・内容の確認と今後の運用)」
2.「オンライン茶会の新しいかたち」
 3.「コロナ下でも楽しめる青年部活動」

柳下竜太 群馬県青年部部長
廣田亮作 長崎青年部部長
筏井哲治 高岡青年部部長

  金ヶ崎政伸全国代表者会議副議長の謝辞、最後に若宗匠より「茶の湯の本質は古き良きというところにありますが、コロナをきっかけにIT機器を使うことが出てきました。新しい方が良いとかそれに特化しようということではなく、新しい選択肢を有することができたということが重要です。この時代に適したより良い茶の湯になっていくように皆さんと考えていけたらと思っております」との閉会挨拶があり、プログラムを終了しました。

金ヶ崎副議長 謝辞
若宗匠 閉会挨拶