• ナショナルコンファレンス

    青年部の祭典として会員意識の向上と組織拡充のための原動力となってきた「全国大会」と、研修として次世代リーダーの育成を目的に開催した「サマーコンファレンス」の理念を踏まえ、新体制にふさわしい会員意識向上のための新たな行事として平成26年に初めて開催しました。

    青年研修会

    昭和54年、鵬雲斎家元(当時)は青年部会員が茶道の「道・学・実」を体系的に身につけられる機会として青年講習会(現在は研修会)を実施されました。裏千家の将来を担う青年茶道人の育成のため、宗家の教場が特別に開放されています(炉と風炉の時期を交互に開催)。

    全国委員会

    青年部全国委員会は、会長並びに理事長の諮問に応え、総本部掌理のもと淡交会青年部の運営と、各単位青年部及びブロックの指導・助言・連絡にあたります。各ブロックから推薦され、会長並びに理事長が任命する定数20名以上30名以内の全国委員のほか、本委員会の運営を円滑に進めるために任命される全国委員補によって構成されています。また、宗家・総本部が主催する事業及び全国代表者会議等の会議に、その要請のもと積極的に協力するとともにその実施にあたります。

    全国代表者会議

    ブロック代表者会議

    全国委員正副役員とブロック代表者により構成され、会長並びに理事長がこれを招集します。
    ブロックとしての運営及び活動等についての協議・検討・確認・報告を行います。

    全国代表者会議

    青年部の総意を反映する機関であり、家元並びに理事長がこれを招集します。全国委員・全国委員補・ブロック長をはじめ全国の青年部の代表者(部長)により構成されます。
    毎年一回の開催を原則とし、会長並びに理事長から示された活動方針の具現化の方策を討議するとともに、様々な情報交換を行います。

    部長予定者研修会

    青年部の役員改選期に併せた隔年開催を原則としています。次期部長予定者が、淡交会及び淡交会青年部に関して学ぶ機会です。

    L・T(リーダーシップ・トレーナー)出向員研修

    昭和63年にスタートしたこの制度は、淡交会青年部の中心的な役割を果たす人材の養成を目的としています。出向員は全国の青年部会員の中から選抜され、年間6回にわたり宗家・総本部に出向して、茶道と茶道精神ならびに青年部の在り方について研修を受けます。

    裏千家海外青年奉仕隊

    総本部と主にブロックが共同開催する形を原則としており、必要に応じて随時編成し、派遣するものです。国際化時代に対応するために、ブロック(地域社会)を発信基地とする国際交流の場を世界に広げ、茶道の紹介・普及を目的として実施する文化交流事業です。
    第一陣として昭和56年「インドシナ難民救済裏千家奉仕隊」が編成されました。
    坐忘斎家元(当時若宗匠)が隊長として、全国の青年部会員有志40名とともに、文化交流並びに奉仕活動にあたられました。

    全国大会

    昭和41年9月、第1回の青年部全国大会が国立京都国際会館にて開催されたことに始まります。この大会は全国の青年部会員の代表が一堂に会し、宗家との一体感のなか会員同士の友情と結束力を強めるともに、青年部活動の顕彰を通じて青年部を活性化させる新たなエネルギーを生みだす行事として開催してきました