裏研について

関西・関東・九州にはそれぞれ裏千家茶道の学術研究と、会員相互の交流を目的として活動する大学生の組織があります。
単独での研究行事、季節の茶会、地域の青年部との交流行事のほか、合同での宗家研修など、積極的に活動の場を広げています。

裏千家学生茶道研究会

 裏千家学生茶道研究会(通称:裏研、または関西裏研)は、昭和40年に鵬雲斎千玄室大宗匠様の呼びかけで、大学生の茶道に対する学術研究と会員相互の交流と親睦を図ることを目的として発足しました。大宗匠様を名誉会長に、坐忘斎千宗室御家元様を会長にお迎えし、現在は、関西圏の約20校の大学が加盟しています。
 主な活動としては、裏研総会や、合同茶会、茶碗作りや香道体験などの各種研究行事があります。
 これらの活動を通して、学生間の交流を図っています。

裏千家関東学生茶道研究会

 裏千家関東学生茶道研究会(通称:関東裏研)は、我が国の総合文化である茶道の知識を深めるとともに、会員相互の親睦を図ることを目的として、平成二年に発足しました。
 現在は関東圏の38大学が加盟し、毎年各種体験行事や研究行事、合同茶会、宗家研修を通じて、道・学・実を身に着けるべく活動しております。

九州裏千家学生茶道研究会

 九州裏千家学生茶道研究会(通称:九州裏研)は現在、福岡にある7大学の茶道部が連携して運営している団体です。
 様々な大学と交流する中で、互いにより良い茶道体験を目指し、また大学生として活動の場を広げ、様々な価値観に触れることで成長していき、九州全域に裏研の輪を広げ、学校茶道の普及とよりよい活動の一助となることを目的としています。