千 玄室大宗匠、パリ訪問
― ユネスコ親善大使年次総会とパリ日本文化会館講演 ―

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ユネスコ本部

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  千 玄室大宗匠は、10月14日(日)から17日(水)までフランス共和国パリ市を訪問。ユネスコ親善大使としてユネスコ親善大使年次総会に出席され、またパリ日本文化会館からの依頼により特別講演に臨まれました。

  10月16日(火)、ユネスコ本部での年次総会には各国の親善大使ら約50名が出席。午前は本年の課題「就労の為の教育―全ての人に教育を」についての発表がなされ、午後は「平和と持続可能な発展の文化」についてディスカッションが行われました。昼食後に「平和のための特別茶会」が催され、 大宗匠の点前でイリーナ・ボコバ ユネスコ事務局長他満員の列席者をもてなされました。

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ボコバ事務局長他、各国のユネスコ親善大使の方々

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茶席にて大宗匠自らが点前呈茶終了後には「ブラボー!」の声が

  同日の夕刻には、パリ日本文化会館に於いて「茶の湯―日本を知る」のタイトルで大宗匠の特別講演が開催されました。大宗匠は今日庵業躰とパリ裏千家協会会員による且座之式を解説し、日本の総合文化である茶の湯を分かり易く説明されました。講演後には呈茶席が設けられ、聴講者に一碗が呈されました。

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パリ日本文化会館の満席となった会場


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講演に続き、且座之式を解説される大宗匠

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講演後の呈茶席にて

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