同志社大学主催 客員教授リレー講座




  平成26年11月11日(火)、「同志社大学 客員教授リレー講座」の一講座として、宗家において千 宗室家元が講師を務める「茶の湯」をテーマにした講義が行われました。
  同大学では、グローバル人材育成の一環として日本人のアイデンティティーを考えることを目的に、伝統文化を継承する客員教授を迎えたリレー講座を開催しています。通常は大学構内にて行われる講座ですが、今回は裏千家の教場のひとつである茶道会館を会場として開催され、一般募集の聴講者、留学生を含む44名が受講しました。


  利休居士から伝わる茶の湯の精神である「一期一会」について様々な角度から光を当てるように、家元は参加者にわかりやすく語りかけられました。
  続いて炭手前と薄茶点前のデモンストレーションが行われた後、呈茶がなされました。また、希望者には点茶体験や、宗家の兜門・玄関の拝観、茶道資料館の見学が特別に行われました。