立命館中学校・高等学校 茶室披き


  平成26年9月2日(火)、立命館中学校・高等学校の長岡京キャンパス内に新築された茶室『瑞兆軒』の茶室披きが催され、千 宗室家元夫妻、千 敬史様、千 万紀子様、伊住公一朗様が参席。同学校が創立100年を契機として、長岡京市へ移転したことに伴ってキャンパス内に新しく構えた茶室であり、家元がその軒号及び扁額を寄贈されました。




  家元は挨拶で、「ここ長岡京は緑豊かな地であり、そこから生まれる若緑を思い浮かべ、『瑞兆軒』と命名させていただきました。“瑞々しい兆し”とは学生の皆さんのことです。勢いとバランス感覚を備えたこの学校で学びながら、皆さんには今の心をいつまでも忘れず成長していただきたい」と、エールを贈られました。扁額除幕式では、山田啓二京都府知事はじめ来賓の方々と門出を祝われました。
  続いて茶室披きを記念した茶会が開かれ、立命館小学校と中学校の児童、生徒による心づくしの一碗が振る舞われました。