戻る
清香妙嘉大姉三十三回忌
無限斎碩叟宗室居士毎歳忌




  9月7日、清香妙嘉大姉の三十三回忌法要と無限斎碩叟宗室居士の毎歳忌が大徳寺において営まれました。
  無限斎碩叟宗室居士夫人の清香妙嘉大姉は仙台のお生まれで、裏千家興隆のため無限斎の活動を内から支えられました。また、ソロプチミスト日本財団の設立にも尽力され、初代理事長に就任。社会奉仕の精神を広められました。裏千家十四代無限斎は財団法人今日庵、社団法人茶道裏千家淡交会を設立し今日の裏千家の基礎を築かれるとともに、茶道の海外普及と文化交流のために国際茶道文化協会を創立されました。

  午前10時、聚光院本堂において執り行われた法要には、千 玄室大宗匠、千 宗室家元夫妻、千 万紀子様、千 敬史様、伊住弘美様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様はじめ宗家・親族方、今日庵老分・顧問、淡交会宮城支部会員はじめ全国の同門社中、また国際ソロプチミスト関係者など約250人が参列されました。




  大宗匠、家元が一碗を供えられた後、聚光院の小野澤虎洞老師を導師に読経。先々代夫妻のご遺徳を偲び静かに合掌しました。挨拶に立たれた大宗匠は、「清香妙嘉大姉は無限斎宗匠の十七回忌の夜に亡くなりまして、まさに偕老同穴の二人でありました。本日はこうして多くの皆さまに参列いただき、ご厚情に心より感謝申し上げます」と述べられました。


大宗匠より挨拶 墓前法要


  また、追善茶会は大徳寺山内の総見院に今日庵席、三玄院に直門席、芳春院に宮城支部席が設けられ、ご夫妻ゆかりの取り合わせで一碗が呈されました。


今日庵席(於 総見院)


直門席(於 三玄院) 宮城支部席(於 芳春院)


戻る