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無限斎碩叟宗室居士毎歳忌
清香妙嘉大姉二十七回忌




  初秋の爽やかな陽射しがのぞく9月7日、千家二代少庵宗淳居士、十四代無限斎碩叟宗室居士、同夫人・清香妙嘉大姉の年忌法要が、京都市北区の大徳寺において営まれました。本年は清香妙嘉大姉の二十七回忌に当たり、ゆかりの方々が参列、そのご遺徳を偲ばれました。

  聚光院本堂において執り行われた法要には、千 玄室大宗匠、千 宗室家元夫妻、千 明史氏、万紀子様はじめ親族、今日庵老分・顧問、淡交会宮城支部会員等、裏千家同門社中約200人が参列。
  大宗匠、家元、明史氏が一碗を供えられた後、聚光院の小野澤虎洞住職を導師に読経が続き、参列者が順に焼香し静かに合掌しました。






挨拶される大宗匠 墓前法要


  最後に、大宗匠が挨拶され、「無限斎の十七回忌の法要に参列した母がその夕刻に亡くなるという、まさしく偕老同穴の父母でありました」と語られ、参列者に生前の厚誼への感謝と御礼の言葉を述べられました。

  追善茶会は、大徳寺山内に三席設けられました。各席ともお二人ゆかりの取り合わせで、その面影を偲ぶ和やかな一碗が交わされました。


● 今日庵席(於 総見院)


● 直門席(於 三玄院)


● 嘉陽会・菫陽会席(於 黄梅院)


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