第58回冬期講習会




  2月24日(月)から28日(金)までの5日間、宗家において第58回冬期講習会が開催されました。
  初日午前9時からの開講式では、千 宗室家元が「皆さんは自分を高めるためにこの講習会に来られたのだと思います。他人と比べるのではなく、まず自身を一歩前へ進めることができるよう、前向きな心で講習に臨んでください。構えを崩さないこと、主客で心を通い合わせること、水屋をおろそかにしないこと、この3つを忘れずに取り組んでいただきたい」と受講者を激励。続いて受講者を代表して工藤宗清氏(岩手支部)が誓いの言葉を述べた後、早速講習が始まりました。


誓いの言葉


実技講習


  講習会では、割稽古から始まり基本点前、小習事、四ヶ伝、行之行台子までの実技講習に加え、千 玄室大宗匠、家元の講話、千家十職の大西清右衛門氏による課外講座、早朝坐禅などが行われました。






  最終日の28日午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の井元宗惠氏(東京第三西支部)に修了証を、高野宗香氏(奄美大島支所)に学校茶道教授者適格証を授与。最後に受講者を代表して山本宗美氏(香川支部)が5日間を振り返って謝辞を述べ、講習は終了しました。


修了証拝受 学校茶道教授者適格証拝受


受講者代表謝辞