第55回冬期講習会




  2月24日から28日までの5日間、宗家において第55回冬期講習会が開催されました。
  初日午前9時からの開講式では、千 宗室家元が「皆さん方が心の中のベクトルをしっかりと前に出して講習会に臨んでいただきたいと思います」と挨拶。続いて千 玄室大宗匠が「皆さん方を送り出してくれた方々への感謝を忘れず、ここで学んだことをしっかりと持ち帰ってください」と受講者を激励されました。受講者を代表して青山宗淑氏(魚津支部)が誓いの言葉を述べた後、早速実技講習が始まりました。


誓いのことば


実技講習


  講習会では、基本点前、小習事、四ケ伝、行台子までの実技講習、さらに、家元、大宗匠の講話、課外講座として千家十職の樂吉左衞門氏による講義、早朝坐禅等が行われ、受講者は熱心に受講しました。




樂吉左衞門氏


  最終日の28日午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の西本宗恵氏(熊本支部)に修了証を、石井宗久氏(久留米支部)に学校茶道教授者適格証を授与。最後に受講者を代表して武中宗花氏(阪神支部)が5日間を振り返って謝辞を述べ、講習が修了しました。


修了証の拝受 学校茶道教授者適格証の拝受


受講者代表の謝辞