第41回春期研修会

令和3年4月3日(土)から5日(月)までの3日間、宗家において第41回春期研修会が開催され、同門社中計41名が受講しました。

初日は午前9時から茶道会館にて開講式が行われ、千 宗室家元が「3日間、自分が点前をするよりも他の方の点前を見る時間の方が長くなるでしょう。その時には自分が点前をしているつもりになってください。業躰は点前をする人に合わせて指導いたしますので、他の方の点前をよく見ることでより多くの学びがあり、研修会が終わった後にもつながっていきます」と挨拶。受講者を代表して齋藤宗嘉氏(東京第四西支部)が「誓いのことば」を述べました。


期間中は新型コロナウイルス感染症対策を徹底しつつ、今日庵業躰の指導のもと小習事・四ヶ伝を中心に充実した内容で研修が行われました。

最終日の午後3時から行われた閉講式では、家元が受講者代表の東 宗真氏(西大寺支部)に修了証を、山本宗未氏(倉吉支部)に学校茶道指導者認定証を授与。最後に受講者を代表して五味宗美氏(長野県支部)が謝辞を述べ、3日間の研修が修了しました。