第38回春期研修会




  平成29年4月3日(月)から5日(水)まで、第38回春期研修会が開催されました。
  初日は午前9時から茶道会館にて開講式が行われ、千 宗室家元が「皆さんは七事式に、今回の研修会で初めて顔を合わせる方達と臨むことになります。間違えないことに一所懸命になる前に、まず互いのリズムを合わせていくことを大切にしていただきたい。人の呼吸に敏感になることができれば、亭主と客、どちらの立場に立っても、いつでも相手と心を合わせて場を進めていけます」と受講者を激励。受講者を代表して太田宗道氏(浜松支部)が「誓いのことば」を述べました。その後、各教場に分かれて実技研修が始まりました。


誓いのことば


  研修は今日庵業躰の指導のもと七事式(付物花月)を中心に充実した内容で行われ、受講者たちは集中して取り組みました。
  最終日の午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の木野宗美氏(札幌第一支部)に修了証を、大西宗初氏(西播磨支部)に学校茶道指導者認定証を授与。最後に受講者を代表して谷川宗実氏(伊予支部)が謝辞を述べ、3日間の研修会が終了しました。


修了証授与 学校茶道指導者認定証授与


謝辞