第33回春期研修会




  4月3日(火)から5日(木)まで、宗家において第33回春期研修会が開催され、日本国内のみならず香港やシアトルからの同門社中が受講しました。
  初日は午前9時より茶道会館にて開講式が行われました。千 宗室家元が挨拶で、課目の七事式について触れられ「七事式は、遊びとして楽しむためではなく、茶の湯の精神と技術を磨くための訓練として作られたものです。この3日間、その本来の意味を思い出しながら、眼と耳と心をしっかり開いて研修に臨んでください」と激励。続いて受講者を代表して鎌田宗幸氏(山梨支部)が誓いの言葉を述べ、早速実技講習が始まりました。


誓いの言葉


  3日間の研修では、業躰方の指導のもと、基本点前にはじまり七事式の付物花月まで、短期間ながら充実した内容で行われました。

  最終日の5日は午後3時より閉講式。家元が受講者代表の片山宗春氏(新潟支部)に修了証を、上山宗順氏(大阪東支部)に学校茶道教授者適格証を授与。最後に受講者を代表して伊佐治宗博氏(愛知第一支部)が謝辞を述べ、3日間の研修を終了。受講者たちは今後の更なる精進を誓って宗家を後にしました。


修了証拝受 学校茶道教授者適格証拝受


受講者代表謝辞