第41回秋期研修会

令和2年10月4日(日)から6日(火)まで宗家において第41回秋期研修会が開催され、同門社中と裏千家学園研究科の学生計39名が受講しました。

初日は午前9時から茶道会館にて開講式が行われ、千 宗室家元は「ウィズコロナだからこその気働きや工夫を含めていろいろ経験していただく研修会になることでしょう。床の軸に『一行三昧』とありますが、コロナで不安だけれども3日間ここでしっかり勉強するのだという思いがあれば、皆さん方は茶の湯に没頭できると思います」と挨拶。受講者を代表して武隈宗典氏(奈良支部)が「誓いのことば」を述べました。


期間中は新型コロナウイルス感染症対策を徹底しつつ、今日庵業躰の指導のもと小習事・四ヶ伝を中心に充実した内容で研修が行われました。

最終日の午後3時から行われた閉講式では、家元が受講者代表の野口宗文氏(佐賀支部)に修了証を、十二宗恭氏(湘南支部)に学校茶道指導者認定証を授与。最後に受講者を代表して瀬尾宗恭氏(横須賀支部)が謝辞を述べ、3日間の研修が修了しました。