第34回秋期研修会




  10月3日(木)から5日(土)まで、宗家において第34回秋期研修会が開催されました。
  初日は午前9時より茶道会館において開講式が行われ、千 宗室家元が本研修の課目である四ケ伝と行之行台子について「点前をするときは、その点前が考案された時代に身を置くつもりで臨んでください。そうすることで、なぜそれぞれの道具に対する丁寧な扱いが生まれてきたかがわかるはずです。多くの人が心をこめてそれらを大切に扱ってきたということに思いを馳せ、自分もその一人になったつもりで道具に触れていただきたい」と話されました。受講者を代表して北村宗文氏(東京第八東支部)が誓いの言葉を述べ、早速実技講習が始まりました。


誓いの言葉


  3日間の研修は、業躰方の指導のもと、四ケ伝と行之行台子について充実した内容で行われ、受講者は集中して取り組みました。

  最終日の5日は午後3時より閉講式。家元が受講者代表の酒井宗芳氏(福島支部)に修了証を、山ア宗津氏(東京第四西支部)に学校茶道指導者認定証を授与。最後に受講者を代表して園木宗池氏(熊本支部)が謝辞を述べ、研修が終了しました。


修了証拝受 学校茶道指導者認定証拝受


受講者代表謝辞