第32回秋期研修会


  10月4日(火)から6日(木)、第32回秋期研修会が開催されました。昨年より春・秋の短期研修会として実施されている本行事。今回は、3日間で七事式と付物花月を重点的に学ぶ研修となりました。




  初日午前9時、茶道会館において開講式が執り行われました。
  千 宗室家元が挨拶で、課目の七事式と付物花月について話され、「茶の湯の中でも遊び心のあるものですが、互いに楽しく学びつつ自分と真摯に向き合う場でもあります。刺激しあってこの研修に臨んでください」と激励。受講者を代表して齋藤宗玲氏(東京第三西支部)が誓いの言葉を述べ、早速実技講習が始まりました。


誓いの言葉


  3日間の研修では、基本点前の後は、業躰講師の指導による七事式と付物花月が繰り返されました。受講者は緊張しながらも、普段の稽古場ではなかなか経験できない課目に意欲的に取り組んでいました。
  6日午後3時からの閉講式では、受講者代表の畑嶋宗惠氏(新居浜支部)に修了証を、小川宗愛氏(東京第三東支部)に学校茶道教授者適格証を授与。最後に川田宗幹氏(高岡支部)が謝辞を述べ、研修会は終了。
  受講者たちは研修会で得たものを胸に、互いの絆を確かめつつ宗家を後にしました。


修了証拝受 学校茶道教授者適格証拝受


謝辞