第26回 今日庵訪問


  平成27年6月20日(土)、第26回「今日庵訪問」が実施され、全国から午前・午後の部とも各40名、合計80名の参加者が兜門をくぐりました。
  開式後、参加者は薄茶席、茶室拝観、点心席を巡回し、業躰より心づくしのもてなしを受けました。




◇開式
  開式では、倉斗宗覚業躰が「今日は、裏千家に新入門の皆様、淡交会新入会の皆様方に、裏千家の門をくぐっていただく機会となりました。宗家は数年にわたる修復工事中ですが、御家元の特別なお計らいにより、一部茶室へもお入りいただきますので、宗家の空気を体感してください。何か一つでもここで自分の心に響いたものを今後の修道の糧としていただきたい」と挨拶。


午前:茶道会館大広間 午後:平成茶室 聴風の間


◇薄茶席 (聴風の間)
  茶室の設えやこの日の掛け物、道具や取り合わせについての説明を受けながらの一服。




◇茶室拝観
  各茶室を丁寧な説明を受けながら拝観。






◇点心席 (看月の間)
  一献の後、点心に添えられた「つぼつぼ」の意味など、解り易い説明を受けながらの点心席。






◇集合写真
【午前の部】



【午後の部】





  また、希望者を対象に大徳寺聚光院の利休居士墓参と方丈、茶室の拝観の機会も設けられました。

  第27回「今日庵訪問」事業は本年10月に実施予定です。日時・申込方法等の詳細は、淡交タイムス8月号及び当ホームページにてご案内します。