第24回 今日庵訪問


  平成26年5月31日(土)、第24回「今日庵訪問」が実施され、午前・午後の部とも各40名、合計80名の参加者が兜門をくぐりました。
  開式後、参加者は薄茶席、茶室拝観、点心席を巡回し、業躰より心づくしのもてなしを受けました。




◇開式 (茶道会館 大広間)
  開式では、倉斗宗覚業躰が「宗家が長期にわたる修復工事が始まり、平成茶室に場所を移しての今日庵訪問です。今日は御家元の特別なお計らいにより、工事中ですが一部、茶室へもお入りいただくので、宗家の空気を肌で感じていただき、何か一つでもここで自分の心に響いたものを地元や社中に持ち帰れるような有意義な時間を過ごしていただきたい。この機会を楽しんでいただくとともに、疑問に思ったことは何でも遠慮せずに各茶席にいる業躰に質問してください」と挨拶。






◇露地〜平成茶室へ




◇茶室拝観
  各茶室を丁寧な説明を受けながら拝観。






◇薄茶席 (聴風の間)
  茶席の設え、道具や取り合わせについての説明。






◇点心席 (看月の間)
  一献の後、点心に添えられた「つぼつぼ」の意味など、解り易い説明を受けながらの点心席。






◇集合写真
  【午前の部】




  【午後の部】




  また、希望者を対象に大徳寺聚光院の利休居士墓参と方丈、茶室の拝観の機会も設けられました。
  参加者からは、「先生の強い勧めで申し込ませていただきました。先生が勧めてくださった理由が解りました。本当に貴重な経験となり感激しています。今日の事を先生や社中の方にも報告して、一層稽古を頑張りたい」との声が聞かれました。

  次回「今日庵訪問」事業は本年10月に実施予定です。日時・申込方法等の詳細は、淡交タイムス7月号及び当ホームページにてご案内します。