第18回 今日庵訪問


  3月17日(土)、第18回「今日庵訪問」が実施されました。
  今回は、昨年3月の東日本大震災と9月の台風12号の影響により参加できなかった方々のみを対象に案内し、68名が参加しました。
  午前の部・午後の部とも参加者は2班に分かれ、それぞれ利休御祖堂参拝並びに茶室の拝観、薄茶席、点心席で各業躰より丁寧な説明を受けました。

◇開式 (茶道会館心花の間)
  開式にあたり、土本宗丘業躰から、裏千家の歴史についての話の後、「お茶を習うことで“日本”を知ることが出来ます。特にここは裏千家の家元であり、お茶を学ぶ者にとっては総本山であります。皆さんはこうして折角の機会を得られたのですから、ここで“家元”を捉え、“茶室”を捉え、“雰囲気”を捉えて、感じたことを次に繋いでいってください。また、お家元の特別な計らいにより、普段は入れない利休御祖堂や茶室もご案内しますので、有意義な一日をお過ごしください」と挨拶がありました。






◇兜門から宗家へ




◇薄茶席 (抛筌斎)
  茶席の設え、道具や取り合わせについての説明を受けながらの一碗。








◇茶室拝観
  利休御祖堂を参拝の後、各茶室を拝観。




◇点心席 (茶道会館大広間)
  一献の後、点心に添えられた「つぼつぼ」の意味や本懐石のいただき方など、解り易い説明を受けながらの点心席。






◇集合写真







  当日は、希望者を対象に大徳寺聚光院にて方丈と茶室の拝観、利休居士墓参の機会も設けられました。