第7回入門者今日庵訪問


  裏千家では、裏千家茶道を学びはじめた新入門の方で宗家の訪問を希望する方々を対象に、春と秋に「入門者今日庵訪問」事業を実施しています。
  5月17日、第7回「入門者今日庵訪問」が開催され、午前・午後の部 各45名、計90名が参加しました。




  開式では、倉斗宗覚業躰が「お家元の特別なお計らいにより、普段公開されていない茶室にもお入りいただきます。初めてのことばかりで覚え切れないと思いますが、宗家の雰囲気を頭ではなく、心で感じてください。そして、社中に帰り、今回感じたことを思い返し、今後の修道の糧としてください」と挨拶。参加者は、緊張と期待を胸に宗家兜門をくぐりました。




  午前の部・午後の部とも、参加者はそれぞれ3班に分かれ、利休御祖堂参拝ならびに茶室を拝観、薄茶席(於 抛筅斎)、点心席(於 茶道会館「心花の間」)でも各業躰より懇切丁寧な説明を受けました。


◇薄茶席




◇茶室拝観




◇点心席



◇兜門前で記念撮影
【午前の部】




【午後の部】




  当日は、希望者を対象に大徳寺聚光院の方丈と茶室の拝観、利休居士墓参の機会も設けられました。
  第8・9回「入門者今日庵訪問」事業はそれぞれ本年9月・11月に実施予定です。
  日時・申込方法等の詳細は、淡交タイムス6月号「裏千家グラフ」及び当ホームページにてご案内します。