茶道文化教室・初級講座を開講
−全国から38人が参加−


  6月10(土)・11(日)の2日間の日程で「第73回茶道文化教室・初級講座」が宗家・茶道会館・裏千家学園を会場として開催されました。
  10日の開講式では大宗匠より「初心に戻り、一つひとつの動作や所作を再確認していただきたい。」と受講者を激励。
  続いて利休御祖堂参拝・茶室拝観・呈茶・実技指導と、全国から参加した38人はそれぞれの想いを胸に講習に挑みました。
  受講生からは「自分の点前を見直してみて、普段見過ごしていたことの多さに改めて気付きました。」との声がありました。


大宗匠より激励のことば


兜門から露地を通り御祖堂参拝へ


呈茶


業躰による実技稽古


  講座2日目には大徳寺を訪問。聚光院での利休居士墓参、各塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。


利休居士墓参 塔頭寺院を拝観


兜門での記念撮影


  茶道文化教室には、淡交会終身正会員以上の会員が受講できる「基礎講座」と、裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」の2種があり、春(4〜6月頃)と秋(9〜11月頃)の年2回ずつの開講となります。
  今秋に開講予定の第74回初級講座および第111回基礎講座の受講生募集につきましては、淡交タイムス8月号または裏千家ホームページ「募集案内・お知らせ」(7月掲載予定)をご覧下さい。