茶道文化教室・基礎講座を開講
−全国から37人が参加−


  3月24日(金)〜26日(日)の3日間の日程で「第110回茶道文化教室・基礎講座」が宗家・茶道会館・裏千家学園を会場として開催されました。
  24日の開講式では主任講師の寺西宗二・今日庵業躰が受講生を激励。続いて利休御祖堂参拝・茶室拝観・呈茶・実技指導(割稽古)と、全国から参加した37人はそれぞれの想いを胸に講習に挑みました。
  受講生からは「点前の基礎や基本的な知識を改めて確かめることができ、とても充実した内容の3日間でした。」「大徳寺は初めてで、利休居士のお墓をお詣りさせていただくという長年の夢が叶いました。」との声がありました。


開講式 呈茶


兜門から御祖堂参拝へ


割稽古 業躰による講義1
「大寄せ茶会について」


業躰による実技稽古


静坐と法話(千坂秀学講師) 業躰による講義2
「水屋の心得について」


  講座3日目には大徳寺を訪問。聚光院での利休居士墓参、各塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。


金毛閣前にて 利休居士墓参


兜門での記念撮影


  茶道文化教室には、淡交会終身正会員以上の会員が受講できる「基礎講座」と、裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」の2種があり、春(4〜6月頃)と秋(9〜11月頃)の年2回づつの開講となります。

  6月10日(土)・11日(日)に開講予定の第73回初級講座の受講生募集につきましては、淡交タイムス3月号・4月号または、裏千家ホームページ「募集案内・お知らせ」をご覧下さい。(受講を希望される方は、概ね4月末頃までにお申し込み下さい。)