茶道文化教室・初級講座を開講
−全国から35名が参加−


  朝夕に肌寒さを感じ、庭の木々が色付きはじめた宗家で、第72回「茶道文化教室・初級講座」が11月5日(土)・6日(日)の2日間の日程にて裏千家宗家・茶道会館・裏千家学園等を会場として開催されました。
  今回より、初級講座のスケジュールを変更し、午後からの開講となりました。
開講式では主任講師の寺西宗二今日庵業躰が受講生を激励。続いて呈茶・利休御祖堂参拝・茶室拝観・実技指導(初歩の稽古)があり、全国から参加した35人は緊張した面持ちで、講習に挑みました。
  ほとんどの参加者が宗家での講習は初めてでしたが、受講生からは「今回の講習を励みにして、他の講座にも是非チャレンジしてみたいと思います。」との声が聞かれました。


開講式 茶席での呈茶


実技指導


細やかな指導に耳をかたむける受講生


  講座2日目は生憎の雨模様のなか大徳寺を訪問。聚光院での利休居士墓参、塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。


利休居士墓参 大徳寺塔頭にて


昼食風景


今回受講の35名 大徳寺金毛閣にて記念撮影


  茶道文化教室は、淡交会終身正会員以上の会員が受講できる「基礎講座」と、裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」の2種があり、春(4〜6月頃)と秋(9〜11月頃)各1回ずつの開催で、年4回の開講となります。
  来春の開講日程・受講生募集については『淡交タイムス』及び裏千家ホームページにて案内の予定です。