千 玄室大宗匠 倉敷翠松高等学校にて講演
―茶道教育50年記念―




  令和元年10月30日(水)、千 玄室大宗匠は岡山県の学校法人片山学園 倉敷翠松高等学校(片山泰行理事長(倉敷支部副支部長)・戸川英雄校長)において「一碗のお茶の楽しみ」と題して講演をされました。
  倉敷翠松高等学校は、昭和45年、当時の杉 慎吾校長(現学園長・倉敷支部名誉支部長)が「生徒に精神的な高い次元で物を観、人と交わり、美しい生き方を学ばせたい」と全国に先駆け茶道を正課に取り入れ、以来、茶道教育の模範校として全国をリードしてきました。
  本年、茶道教育50年の節目にあたり、根石憲司 岡山県総務部総務学事課課長、金光道晴 岡山県私学協会会長、淡交会東中国地区内の役員を来賓に迎え記念行事が行われました。

◇記念式典
  午後1時20分より、体育館にて開催。開会にあたり、戸川校長より挨拶。続いて根石課長から祝辞がありました。


戸川校長挨拶 根石課長祝辞


◇記念講演会
  式典に続いて記念講演会が開催されました。
大宗匠は「若い時は何にでも挑戦してください。そして大いに失敗し悲しみ悩んでください。それを繰り返すことで人間としての素晴らしい生き方がみつかります」と1,000名の生徒に語りかけました。
  最後に戸川校長による謝辞で記念講演会は締めくくられました。




戸川校長による謝辞


  記念式典前には生徒による呈茶がありました。